人の心に向き合い、自分の心を守る その2「つまらないミスを繰り返す部下」

人の心に向き合い、自分の心を守る その2「つまらないミスを繰り返す部下」

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 前回のテーマは「パワハラ上司」でしたが、今回は、上司を傷つける「つまらないミスを繰り返す部下」を取り上げます。

 

 

同じようなミスを何度も繰り返し、注意すると「次からは気をつけます」と言うものの、その舌の根も乾かぬうちにまたやらかす・・・そんな部下に悩まされている人は多いと思います。「自分の指導や叱責が軽く見られているのではないか」「俺はこいつに舐められているのではないか」と怒りがこみ上げてきたりしませんか。でも大丈夫です。その部下は世の中を舐めているかもしれませんが、あなたを舐めているわけではありません。

 

部下がミスを繰り返す理由は、もちろん一つではありません。そしてその中には、一応処方箋が用意されているものもあります。習熟度が不足しているだけだとしたら、時間が解決してくれる可能性があります。「手先が不器用」「数字に弱い」「パソコンが苦手」など明らかに技術的な不適性が認められるのなら、仕事を変えてあげた方が良いかもしれません。「またミスをしたらどうしよう」と心が萎縮してしまっている可能性があるなら、「プレッシャーをかけすぎていないだろうか」と、上司が自省してみることも求められます。

 

しかし、このように自分なりに一生懸命やっているのにミスを繰り返す部下に対しては、不思議と「舐められている」というような感情は沸き上がりません。実は、もう一つ重大な、そしてあまり知られていない「理由」があります。その理由で部下がミスを繰り返す時、上司は自尊心が傷つけられ、どんよりとしたストレスの中に沈むことになります。

 

「いい歳をして自分のことしか考えられない(自分の利害にしか興味がない)お子さまだから」というのがその理由です。これまで自分の欲望を満たすことを目的として生きてきて人の利害や都合や心情に興味を持てず、自分がミスをしたことで会社にどれほど迷惑がかかるのか、ミスを繰り返すことで上司がどんな気持ちになるか、などには、まったく考えが及ばないのです。だからミスをして怒られるとその時はへこんでも、自分のしたことの意味や重さは刻み込まれないので、少し時が経つと同じことを繰り返せるのでしょう。そんな奴がいるのかって? 実はたくさんいるんです。姿かたちや言うことは大人でも、精神的には幼稚性の塊のような人が、どんどん増えている実感があります。

 

そのような人は他人に興味が無いので、自分の利害に絡むこと以外では上司に大した感情を抱きません。だから「舐められている」という心配は多分無用です。まずは、そこを押さえておきましょう。残念ながら、その問題解決に向けた手っ取り早い処方箋はありません。部下のその困った特性を受け入れ、その特性から生まれる問題行動(この後たくさん登場します)を知ってリスクマネジメントを強めるのが、最も生産的な対処法だと思います。

東京の世田谷に生まれ(昭和35年)鎌倉に育ちながら、高校卒業後に憧れの関西に移り住み、大学卒業時には立派な関西弁を話せるまでに成長する。大学で体育会ラグビー部に足を踏み入れるも、タックルが出来なくて干され、徹夜のバイトが監督にばれて干され、と、「なんちゃってラガー」への道をまっしぐら。4年生でやっと公式戦への出場がかない、初出場の日の前夜は、ジャージーを抱いて泣きながら寝た。卒業後に入った商社で、早速、語学難民となり、「このまま日本に置いておいてもこいつは英語を覚えない」と当時の事業部長に判断されて、入社後1年も経たないうちに香港の現地法人に飛ばされる。現地の英国人達とプレーする中でようやく面白くなり始めたラグビーの合間に仕事も少しだけ頑張る、という充実の日々を送り、バブルもはじけた平成2年の春に5年間の任期を終えて帰国。その後、いわゆる大企業の海外部門を転々とするが、会社と仕事が肌に合わず、日に日に心が萎んだ。ついに重度の抑うつ状態にまで陥ってしまったが、そこに至ってようやく「自分の強みは本当に『国際』『語学』なのか?」「本当に自分の良さを活かせる仕事は何なのか?」というテーマに、正面から向き合うことになる。「世間からの評価」への執着を断ち切り、自分の価値観に正直になって新たなフィールドを選んでからは、心の元気を取り戻し今に至る。37歳の時に入社した人事系のコンサルティング会社でアセスメントセンターに出会って惚れ込み、これを生涯の仕事とすることを決意。39歳の時に今の会社を設立した。歳をとっても痛くて苦しいことが大好きな「変なおじさんたち」が集う中年ラグビーチーム(不惑倶楽部)に所属していたが、50を前にして捻挫をこじらせ距骨壊死というややこしい状態に陥って離脱。10年間手術を公言し続けるも諸事情で実現せず「切る切る詐欺」と揶揄されてきたが、還暦を直前に控えた2019年の暮れに突如人口距骨への部品交換を決行した。「これでラグビーもゴルフもばっちりだぜ!」と、元々の技量と加齢という現実を忘れて妄想中。

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